【薬草学】バナナの効能・魔術的な意味・歴史や神話|魔女学ハーブ辞典
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今回はのバナナ効能や魔術的な意味、そしてバナナの歴史や神話などの雑学を紹介します。
バナナの基本情報
バナナの名称・呼称
学名 | Musa |
和名 | 芭蕉(ばしょう)、実芭蕉(みばしょう) |
通称 | バナナ |
バナナの効能・効果
- 免疫細胞活性促進作用
- 消化促進作用
- 整腸作用
- 抗酸化作用
バナナの処方
便秘の改善や腸活には、熟す前のまだ青いバナナを温めたヨーグルトと一緒に食べます。
ドライヘアーのケアには、ペースト状にしたバナナと蜂蜜を混ぜ合わせてヘアートリートメントとして使用します。
歯の黄ばみを漂白するには、バナナの皮で歯を丁寧に擦ります。そのあと通常通りに歯磨きを行います。
バナナの魔術的意味
ジェンダー | 女性性 |
エレメント | 水 |
スターサイン | — |
プラネット | 金星 |
対応する神々 | カナロア:ポリネシア神話に登場する四大神の一柱で、イカやタコの姿をしている海神 |
マジカルパワー | 肥沃、妊娠、可能性、繁栄 |
バナナの魔術的な使い方
バナナの樹は豊穣と恵みに関連付けられることから、結婚式や宗教の儀式のさいに入り口の両側に置きます。
バナナは不妊や勃起不全の治癒に使用されていました。
金運上昇や就職祈願の魔術にも使用されます。
古い言い伝えでは、バナナを切ることはタブーとされていてます。
免責事項|魔女学ハーブ辞典で紹介している内容は、薬用効果や魔術の効果を確約するものではありません。実践される際は自己責任で行ってください。いかなる不利益が生じた際も、当方が責任を負うことはできません。
バナナの歴史や神話
バナナの栽培はパプアニューギニアで始まったと言われています。
もともとは主食として栽培されていましたが、イネ科の植物の登場により主食としての人気は廃れました。
現在は3/4がデザート、1/4が調理用として流通しています。
バナナはフルーツとして広く認知されていますが、園芸学上においては野菜に分類されます。
バナナの花は可食で、葉は主に調理器具や食器として使用されています。
タイの民間伝承には、バナナの樹の傍に現れるナンタニという精霊がいます。
ナンタニは緑の伝統的なタイの衣装を身にまとう、若い女性の姿をしています。普段は姿を見ることが出来ませんが、満月の夜に現れます。
ナンタニが現れたところで木を切ると、不運に見舞われると言われていて、精霊を鎮めるために花やお菓子などの供物を捧げます。
不実な男性には不運をもたらし、女性には慈悲深い性質を持っています。
アレキサンダー大王は、当時サンスクリット語でカダリファラムとして知られていたバナナを食べ、その美味しさに感銘を受けました。
そしてアラビア語で指を意味する「バナナ」と改名したのだそうです。