【薬草学】カレーリーフの効能・魔術的な意味・歴史や神話|魔女学ハーブ辞典

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今回はカレーリーフの効能や魔術的な意味、そしてカレーリーフの歴史や神話などの雑学を紹介します。

カレーリーフの基本情報

カレーリーフの名称・呼称

学名Murraya koenigii
和名オオバゲッキツ(大葉月橘)
ナンヨウザンショウ(南洋山椒)
通称カレーノキ(カレーの木)
カレーリーフ(カレーの葉)

カレーリーフの効能・効果

  • 抗酸化作用
  • 整腸作用
  • 消化促進作用
  • 滋養強壮作用
  • 抗菌作用

カレーリーフの処方

感染症や皮膚炎の治療には、乾燥したカレーリーフとオリーブオイルをペースト状にして患部に湿布します。

デンタルケアには、カレーの小枝で歯を磨きます。カレーの抗菌作用が働いて、口内のバクテリアの発生を抑えてくれます。

減量やデトックスには、新鮮なカレーリーフ、ミント、レモン、シナモン、蜂蜜を水と合わせてスムージーにして飲用します。

貧血の緩和には、カレーリーフとクミンシードのハーブティーを飲用します。

カレーリーフの魔術的意味

ジェンダー男性性
エレメント
スターサイン
プラネット火星
対応する神々
マジカルパワー守護

カレーリーフの魔術的な使い方

悪意や不要な干渉を祓い浄化するには、日没にカレーリーフを燃やします。

悪意を向けてくる人がいる場合、心が悪影響を受けないようにカレーリーフの魔除けを作ります。

気になる事柄をリストアップして、その数と同数のカレーリーフを用意します。

カレーリーフを一枚ずつ手に取り、その都度気になる出来事を思い浮かべ、別れの言葉や不要であることを声に出して、黒い巾着に入れます。

すべてのカレーリーフを巾着に入れたら、巾着を土に埋めます。

カレーリーフの歴史や神話

カレーの木は温暖で乾燥した環境を好み、インドに広く分布しています。

そのため、カレーリーフは昔からインドで貴重なスパイスとして愛用されてきました。

インドではカレーリーフを食べると紙が黒く艶やかになると言われています。

初期のタミル文学の中で「バターと香りのよいカレーの葉で調理されたザクロの柔らかい果物の料理」について記述があります。

16世紀のカナダ文学では「ココナッツシュレッド、カレーの葉、カルダモンがよく混ざり、柑橘類のジュースと小さな樟脳で味付けされた、揚げられていないナスのバジ」と記されています。