【薬草学】エキナセアの効能・魔術的な意味・歴史や神話|魔女学ハーブ辞典

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今回はエキナセアの効能や魔術的な意味、そしてエキナセアの歴史や神話などの雑学を紹介します。

エキナセアの基本情報

エキナセアの名称・呼称

学名Echinacea angustifolia
和名ムラサキバレンギク(紫馬簾菊)
通称エキナセア、コーンフラワー

エキナセアの効能・効果

  • 抗ウィルス作用
  • 抗菌・殺菌効果
  • 免疫強化作用
  • 抗アレルギー作用

エキナセアの処方

エキナセアは免疫システムに働きかける、万能の強壮剤として有効です。使用期間が長引くと効果が薄れるため、2週間のインターバルを置きながら服用します。

また、常用せずに流感が蔓延する季節や、体調不良の時に服用するのも効果が得られます。

エキナセアは花や葉にも効果がありますが、ほとんどの有効成分は根の部分にあります。

根はチンキに、花や葉はハーブティーとして内服します。

喘息や免疫機能に問題がある人は、服用の際は注意したほうがいいようです。

これまでのところ悪影響が出たという研究結果はないようですが、エキナセアの有効成分は免疫機能に働きかけるため、100%安全とは言い切れません。

また免疫抑制剤を服用中の人は、免疫促進効果のあるエキナセアの使用は避けましょう。

エキナセアの魔術的意味

ジェンダー
エレメント
スターサイン 蠍座
プラネット火星
対応する神々
マジカルパワー呪文の効果を増幅、金運の向上

エキナセアの魔術的な使い方

人生の難しい局面に対峙しているときにエキナセアを身に付けたり持ち歩くことで、精神力を増幅して能力をいかんなく発揮できるようにしてくれます。

エキナセアは精霊や川の神や女神に捧げるのにふさわしい花とされています。

チャーム、サシェ、ハーブミックスにエキナセアを含めることで、その効果を高めることが出来ます。

金運を引き寄せるのにも適しています。

ドライフラワーはお香として使用することが出来ます。精霊への捧げものとして、儀式の最中に焚き上げるといいでしょう。

免責事項|魔女学ハーブ辞典で紹介している内容は、薬用効果や魔術の効果を確約するものではありません。実践される際は自己責任で行ってください。いかなる不利益が生じた際も、当方が責任を負うことはできません。

エキナセアの歴史や神話

エキナセアの原産国は北アメリカです。アメリカの先住民であるインディアンには欠かせないハーブでした。

魔術の効力を高めるために精霊に捧げたり、抗菌作用を利用して咳止めや風邪の予防に使われてきました。

エキナセアの名前は、ギリシャ語でハリネズミやウニを意味する「エキノス」に由来すると言われています。