【薬草学】ジンジャー(生姜)の効能・魔術的な意味・歴史や神話|魔女学ハーブ辞典
魔女学ハーブ辞典で薬草学を学ぼう!
今回はジンジャー(生姜)の効能や魔術的な意味、そしてジンジャーの歴史や神話などの雑学を紹介します。
ジンジャー(生姜)の基本情報
の名称・呼称
学名 | Zingiber officinale |
和名 | ショウガ(生姜) |
通称 | ジンジャー |
ジンジャー (生姜) の効能・効果
- 消化促進作用
- 血行促進作用
- 制吐作用
- 陽性変力作用
- 抗炎症作用
ジンジャー (生姜) の処方
風邪の初期症状、冷えや震え微熱などの改善にはジンジャーティーのように、すりおろしたジンジャーを入れた温かい飲み物を飲む。みそ汁やスープなどに入れてもいい。
胃のムカつき、嘔吐感の改善にはジンジャーティー、ジンジャーエール、ジンジャー入りの飴など。つわりの改善にも効果があります。
腫れや痣の治癒には、ジンジャーを飲食物として内服したり、スライスしたジンジャーを患部に貼り付けます。
ジンジャー (生姜) の魔術的意味
ジェンダー | 男性性 |
エレメント | 火 |
スターサイン | — |
プラネット | 火星 |
対応する神々 | アレス(アレース):ギリシャ神話で戦を司る神 マルス:ローマ神話の神で、アレスと同一視される |
マジカルパワー | 冒険や新しい経験、官能、自信、力、成功と繁栄 |
ジンジャー (生姜) の魔術的な使い方
能力の底上げをするために、魔術の儀式の前にジンジャーを食べて心身を温めます。
また、ジンジャーは魔術を活性化する力を持ちます。混ぜ合わせた材料の力を強めたり、物事の進展を早めて呪文の効果を早く実現させるためにジンジャーを使います。
ジンジャーは特に恋愛の呪文には欠かせません。
人を象った(人形)ジンジャーは、とても強い魔術の小道具となります。
免責事項|魔女学ハーブ辞典で紹介している内容は、薬用効果や魔術の効果を確約するものではありません。実践される際は自己責任で行ってください。いかなる不利益が生じた際も、当方が責任を負うことはできません。
ジンジャー (生姜) の歴史や神話
ジンジャー (生姜) の原産は熱帯アジアと言われていますが、その真偽は野生のジンジャーが未発見のため不明です。
古代ギリシャやローマではすでに解熱や整腸、消化不良、嘔吐感の治癒にジンジャーを使用していました。
エリザベス1世はジンジャーが好きだったことは有名です。クリスマスになるとジンジャーブレッドマンを焼くようになったのは、その為です。
19世紀のバーでは、ビールの上にひとつまみのジンジャーをふりかけいていました。それがジンジャーエールの始まりとなりました。
ジンジャーは身体を温める作用があることから、冬のヨーロッパでは多くの料理屋スイーツに使用されます。