【薬草学】ヘンプの効能・魔術的な意味・歴史や神話|魔女学ハーブ辞典

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今回はヘンプの効能や魔術的な意味、そしてヘンプの歴史や神話などの雑学を紹介します。

ヘンプの基本情報

ヘンプの名称・呼称

学名Cannabis sativa
和名アサ(麻)
通称ヘンプ、大麻草、マリファナ

ヘンプの効能・効果

  • 整腸作用(種)
  • 造血作用(種)
  • 抗菌作用(繊維)
  • 消臭作用(繊維)

ヘンプの処方

ヘンプの魔術的意味

ジェンダー女性性
エレメント
スターサイン
プラネット土星
対応する神々
マジカルパワー治癒、愛、瞑想

ヘンプの魔術的な使い方

規制によって、ヘンプを使用した魔法の多くが衰退の一途をたどっています。

ここでは参考として、昔からあるヘンプを使った魔法を紹介します。

将来の結婚相手のビジョンを得る、ヘンプシードを使った魔法。

一握りのヘンプシードを持ったまま、深夜12時に教会の周りを9回、周回ます。

周回中、ヘンプシードをバラまきながら呪文を唱えます。

「ヘンプシード、私は種をまく。ヘンプシード、私は種をまく。私の元に訪れ刈り取るのは誰?」

ヘンプの歴史や神話

ヘンプは、人類が栽培してきた最古の植物のひとつです。

現在では麻薬以外の用途に品種改良されたものをヘンプと呼び、薬として使用するものははカンナビスと呼び分けられています。

以下の文章は、カンナビスも含めてヘンプと記載しています。

ヘンプはロープ・布・紙などに加工されたり、食用として広く使用されてきました。

紀元前2000年頃に書き記されたとされるインドのアーユルヴェーダに、ヘンプが不安を浄化する聖なる植物として記されています。

ギリシャ神話の中で、苦痛や悲しみを浄化する薬として言及されています。

古代ギリシアの歴史家のヘロドトスは、紀元前5世紀から2世紀に起こったと考えられている、スキタイ人によるヘンプを使った儀式について書いています。

インドではヘンプは結婚式や、ヒマラヤからヘンプをもたらしたと言われているシヴァを称えるお祭りで使用されました。