【薬草学】ハイビスカスの効能・魔術的な意味・歴史や神話|魔女学ハーブ辞典

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今回はハイビスカスの効能や魔術的な意味、そしてハイビスカスの歴史や神話などの雑学を紹介します。

ハイビスカスの基本情報

ハイビスカスの名称・呼称

学名ローゼル:Hibiscus sabdariffa
ブッソウゲ:Hibiscus rosa-sinensis
和名ローゼル:ロゼリ草、ローゼル草
ブッソウゲ
通称ハイビスカス

ハイビスカスの効能・効果

薬用効果

  • 抗酸化作用
  • 披露会副作用
  • 利尿作用
  • 緩下作用
  • 消炎作用

ハイビスカスの処方

ハイビスカスはクエン酸やリンゴ酸、またビタミンCやポリフェノールなど美容に効果的な成分を多く含むため、アンチエイジングの効果があります。

アンチエイジングや疲労回復などの、美容と健康のためにハーブティーを飲むといいでしょう。

むくみや便秘の解消にも効果があります。

ハイビスカスの魔術的意味

ジェンダー女性性
エレメント
スターサイン
プラネット金星
対応する神々カーリー:原始の母、自然の保護者、殺戮と開放を司る女神
ガネーシャ:富と幸運を司る神
マジカルパワー美・健康・力・愛・欲望・情熱・占い

ハイビスカスの魔術的な使い方

赤いハイビスカスのハーブティーは、愛情や情熱を増幅する効果があります。

精神の浄化やエナジーブーストの効果も高いハーブです。

恋愛運の向上には、ハイビスカスのサシェを持ち歩いたり、お香を焚いて女性性を高めます。

免責事項|魔女学ハーブ辞典で紹介している内容は、薬用効果や魔術の効果を確約するものではありません。実践される際は自己責任で行ってください。いかなる不利益が生じた際も、当方が責任を負うことはできません。

ハイビスカスの歴史や神話

ハイビスカスは元々熱帯、または亜熱帯などの温暖なところで栽培される花です。その為ハイビスカスと聞くと、瞬時に南国のトロピカルなイメージを持つ人が多いでしょう。

ハイビスカスを国花とする南国のハワイでは、未婚の女性は頭の右側にハイビスカスを飾る風習があります。

美しい花のままサラダとして食べたり、酸味を生かしたドレッシングやジャムにするのも人気です。

ハイビスカスと一口に言っても、多くの種類が存在しています。

その中でも、中国のバラ(Rose of China・和名ブッソウゲ)と呼ばれる種が食用して流通しています。

現在ではハーブティーとして世界中で愛されているハイビスカスですが、古代エジプトの時代では女性が飲むのは禁止されていました。

ハイビスカスティーには女性の欲望を誘発する効果があるからというのが理由だそうです。それだけハイビスカスのもたらす効果が大きいということなのでしょう。

インドのアーユルヴェーダでは、ヘアケア、皮膚炎の鎮静、貧血の改善など多岐にわたって使用されます。

ヒンドゥにおいてハイビスカスは、女神カーリーに捧げるための供物です。 

カーリーは殺戮を好む女神として有名ですが、ヒンドゥー教のタントラの伝統においては、愛情深い原始の母なる女神と呼ばれています。

その際のカーリーは「カーリー・マ」と呼ばれ、多くの信者に崇拝されています。

水のエレメントに属するハイビスカスは、精神との結びつきが強いハーブです。