【薬草学】レモングラスの効能・魔術的な意味・歴史や神話|魔女学ハーブ辞典

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今回はレモングラスの効能や魔術的な意味、そしてレモングラスの歴史や神話などの雑学を紹介します。

レモングラスの基本情報

レモングラスの名称・呼称

学名Cymbopogon citratus
和名レモンガヤ(檸檬茅)
通称レモングラス

レモングラスの効能・効果

  • 鎮痛作用
  • 解熱作用
  • 殺菌作用
  • 抗菌作用
  • 防臭作用

レモングラスの処方

筋肉痛にはペースト状にしたレモングラスを患部に湿布します。

風邪の予防や、熱や痛みなどの風邪の症状の緩和には、レモングラスの煎じ薬を飲用します。

レモングラスは天然の防虫剤です。庭に植えたり、乾燥させてタンスに入れたりして使用します。

レモングラスの魔術的意味

ジェンダー男性性
エレメント
スターサイン 双子座、乙女座
プラネット水星
対応する神々ヘルメス、アルテミス
マジカルパワー蛇避け、欲望、サイキック、アルターグッズの浄化、コミュニケーション

レモングラスの魔術的な使い方

レモングラスは直感力を高める効果があると言われています。

そのため、ヒスパニック系の魔術師たちは魔術の練習や施術の前に、レモングラスのエッセンシャルオイル入りの水で身体を清めていました。

コミュニケーションを円滑にするためには、レモングラスのお香やエッセンシャルオイルの香りが効果的です。

ドライレモングラスをサシェに入れて持ち歩くことで、気になる相手を惹きつけることが出来ると言われています。

家の周りにレモングラスを植えることで、蛇避けの効果があると言われています。

レモングラスの歴史や神話

レモングラスの原産は、インドやスリランカなどのアジアだと言われています。

今日でもインドはレモングラスの世界最大の生産国であり、世界の供給量の約80%を収穫して流通させています。

レモングラスはアジアでは医療や食用として使用されてきた歴史があります。

17世紀頃には香水産業の一環として、レモングラスが蒸留され出荷されるようになりました。

衛生面での環境が整っていない中、レモングラスのもたらす抗菌作用と爽やかな香りは大変な人気でした。

当時レモングラスは非常に高価だったため、一部の裕福な人たちの間で嗜まれていました。