【薬草学】桃の効能・魔術的な意味・歴史や神話|魔女学ハーブ辞典

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今回は桃の効能や魔術的な意味、そして桃の歴史や神話などの雑学を紹介します。

桃の基本情報

桃の名称・呼称

学名Prunus persica
和名モモ(桃)
通称ピーチ

桃の効能・効果

  • 整腸作用
  • 利尿作用
  • 疲労回復作用
  • 抗酸化作用

桃の処方

桃には美容と健康にいいと言われる成分がたくさん含まれています。

桃を食べることで、果実に含まれるペクチンが蝶に働きかけ、便秘や下痢を解消します。

血糖値の急激な上昇を抑制する働きがあるため、糖尿病の改善やダイエット中の人にもお勧めです。

桃の葉には肌の炎症を緩和して引き締める効果があります。入浴時に乾燥した葉を入れたり、成分を抽出させたオイルを入れて効果を得ることが出来ます。

桃の種は桃仁と呼ばれる生薬として使用されます。月経に関するトラブルの解消や打撲の痣の改善に効果があります。

桃の魔術的意味

ジェンダー女性性
エレメント
スターサイン
プラネット金星
対応する神々
マジカルパワー愛、悪魔払い、長寿、豊穣、知恵

桃の魔術的な使い方

恋活・婚活・妊活中の人には、桃の種を乾燥させたアミュレットを持ち歩くといいでしょう。

桃を食べると、愛情を深めたり知恵を得ると言われています。

桃の小枝は厄払いや病魔を祓うと言われています。

桃の歴史や神話

桃の原産国は中国だと言われており、今日世界に出荷される62%の桃が中国産です。

紀元前4世紀頃にシルクロードを渡ってヨーロッパに伝わりました。

ヨーロッパでは長い間、桃の原産国はペルシャ(現在のイラン)だと信じられていました。

そのため、古代ローマ人は桃のことを「ペルシャの林檎」と呼んでいました。

中国では桃は長寿や不死を象徴する果物です。

中国の神話では、6千年ごとに神々が催す「桃の饗宴」で、桃の実によってもたらされる永遠の命を祝うという話があります。

韓国では、桃は長寿だけでなく、富・名誉・幸福のシンボルとされており、桃の木は10の不滅の動植物の1つと見なされています。