【薬草学】トマトの効能・魔術的な意味・歴史や神話|魔女学ハーブ辞典

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今回はトマトの効能や魔術的な意味、そしてトマトの歴史や神話などの雑学を紹介します。

トマトの基本情報

トマトの名称・呼称

学名Solanum lycopersicum
Lycopersicon esculentum
和名唐柿(とうし)、赤茄子(あかなす)、
蕃茄(ばんか)、小金瓜(こがねうり)、
珊瑚樹茄子(さんごじゅなす)
通称トマト

トマトの効能・効果

  • 抗がん作用
  • 抗酸化作用
  • 浄化作用
  • 消化促進作用
  • 補水作用

トマトの処方

基本的には、トマトの果実を食べることでその効果を得ます。

トマトに含まれるリコピンの作用によって、ガンの抑制効果が期待できます。新鮮な果実より、トマトペーストやジュースの方が効果が高いでしょう。

癌予防の他に、糖尿病・高血圧・心臓病・骨関節炎・および他の多くの症状に効果が期待できると言われています。

トマトの魔術的意味

ジェンダー女性性
エレメント
スターサイン
プラネット金星
対応する神々アフロディーテ、ヘーラー
マジカルパワー繁栄、愛、守護

トマトの魔術的な使い方

トマトの存在はネガティブな波動を退けると言われています。窓際にトマトを置いたり、マントルピースなどに置いて厄除けにします。

また、トマトを庭に植えることで悪意を退けるとも言われています。特にトマトの黄色い花には、悪霊を追い払う力が宿っています。

デートのときにトマトを食べると、愛情が増幅されたりインスピレーションが湧くと言われています。

トマトの歴史や神話

トマトは南アメリカ原産で、その名前は「ホオズキの実」を意味するナワトル語「トマトル」に由来しています。

コロンブスが最初に南アメリカに上陸したとき、彼はベネズエラのオリノコ川(トマトを発見した場所)がエデンの園への玄関口であると決定しました。

トマトはかつて強力な媚薬と信じられていました。そのため、エデンの園でのイブの誘惑に関連付けられてきました。

ハンガリー人はトマトのことを「天国の林檎」と呼んでいました。

ギリシャ人は「黄金の林檎」と呼び、それをヘスペリデスとヘラの黄金の林檎と関連付けました。

ヨーロッパでは、トマトは長らく観賞用として栽培されてきました。

1820年、ニュージャージー州のロバートジョンソンがトマトを食べるところを公開すると、多くの人たちが詰めかけました。