【薬草学】ワイルドベルガモットの効能・魔術的な意味・歴史や神話|魔女学ハーブ辞典

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今回はワイルドベルガモット(ヤグルマハッカ)の効能や魔術的な意味、そしてワイルドベルガモットの歴史や神話などの雑学を紹介します。
ワイルドベルガモットの基本情報
ワイルドベルガモットの名称・呼称
学名 | Monarda Fistulosa |
和名 | ヤグルマハッカ(矢車薄荷) |
通称 | ワイルドベルガモット、ビーバーム、モナルダ、ホースミント |
ワイルドベルガモットの効能・効果
- 抗菌作用
- 抗ウィルス作用
- 麻酔効果
ワイルドベルガモットの処方
風邪の予防にうがい薬として使用したり、ワイルドベルガモットの葉を入れて足湯します。
ワイルドベルガモットの葉を入れたぬるま湯は、切り傷や擦り傷の洗浄にも効果的です。
発熱や発熱に伴う頭痛の緩和には、煎じ薬として使用します。
ワイルドベルガモットの魔術的意味
ジェンダー | 女性性 |
エレメント | 風 |
スターサイン | — |
プラネット | 月 |
対応する神々 | — |
マジカルパワー | 明晰、サイキック、守護 |
ワイルドベルガモットの魔術的な使い方
霊感を高めるためや、問題解決能力の向上、妊活のための魔術に使用されます。
幸運を呼び成功を手にするために、乾燥させたワイルドベルガモットの葉や花をサシェに入れて持ち歩きます。
他のミント類と同様、金運上昇の効果があります。財布に入れて持ち歩いたり、葉をお金にこすりつけたりします。
また、風の属性と精神世界と繋がる月の影響から、悪夢を散らす効果があります。サシェにして枕の下に置いて眠りにつきます。
免責事項|魔女学ハーブ辞典で紹介している内容は、薬用効果や魔術の効果を確約するものではありません。実践される際は自己責任で行ってください。いかなる不利益が生じた際も、当方が責任を負うことはできません。
ワイルドベルガモットの歴史や神話
ワイルドベルガモット(ヤグルマハッカ)は北アメリカが原産です。
カナダのケベック州からアメリカ合衆国のワシントン州に渡って、森や草原、道端などに自生している姿が見られます。
ベルガモットの香りに似ていることから、ワイルドベルガモットと名付けられました。
属名のモナルダは、スペインの医師兼植物学者であるニコラス・モナルデス(1493-1588)にちなんで付けられました。
芳香剤や飲食物の香りづけに使用されてきたワイルドベルガモットは、薬用としての効果も高く評価されてきました。
ハーブティーとしてはもちろん、防腐効果のある香料としてとしてソーセージも使用されます。
強い芳香を持つことから、草食動物の忌避剤としての効果もあり、コンパニオンプランツとして畑の傍やボーダーに植えられています。