【魔女になる方法】はじめての魔女学 上級編2:魔女の基本、ハーブで恋愛をサポートする
中級編ではハーブが魔女の基本的な素養であることを紹介しました。
ハーブの魔術とはハーブがもつエネルギーを利用することです。
土で種が芽吹き、太陽・二酸化炭素・水を得て酸素を作るハーブは四大元素をその身に秘めたパワーのかたまりです。
魔女の方も栽培と収穫を重ねて、ハーブのパワーや効能をあますところなく知り尽くしていました。
ハーブを使った魔術いろいろ
ハーブがもつパワーはじつに多様です。魔除け効果にはじまり、幸運や金運をもたらし、愛情や霊力、精力を向上させる、どんな願いにも対応してくれます。
葉や茎、枝、花びらや種、根とどの部位にも何かしらの効能があり、おまじないや占い、薬用、食用と守備範囲はどこまでも広く、単品でもミックスでも使用可能です。
魔術ではハーブをどのように使っているのか数例を挙げてみましょう。
ハーブの枕で夢占い
ラベンダーやカモミールなどは快い眠りだけでなく、予知夢にもいざなってくれます。
霊的なパワーを強化するため、ハーブを紫色の袋に入れて枕元に置くとよいでしょう。就寝前のローズバッドティーも夢に作用します。
願いを叶えるお守り袋
健康運にしろ商売運にしろ、あなたの望みに合うパワーを備えたハーブを単品か奇数の組み合わせで用意します。
木綿のような丈夫な布で手縫いの袋を作り、その中にハーブを納めましょう。袋に紐をつけて閉じられるといいですね。これを常時携帯しましょう。
香りが持続する1、2か月ごとに中身を入れ替え、役目を終えたハーブは土に返すようにしましょう。
ハーブバスやお香で浄化
体や住まいに不浄なエネルギーを感じることはありませんか?
そんなときには、浄化のパワーもつハーブ(バジル、サフラン、ペパーミント、レモンなど)のお香を焚いたり、粉末にして掃除したりしましょう。
ガーゼのハンカチやネットに乾燥ハーブを入れて湯船にいれるハーブバスも効果的です。ハーブは30分くらい浸しておいた方が浄化のパワーを得られます。
愛が壊れない魔法を実践
りんごとハーブを使った愛が壊れない魔法を実践してみませんか。
つきあっている相手の気持ちがわからなくなったときに行うと、こわれかけた関係が修復されて以前より強固なものになるでしょう。
終始、緊張の糸をゆるめずに集中してください。
用意するものは、りんご(小さい物か姫りんご)、ローレルかバラの枝葉です。
手順は次の通りです。
りんごを真横に2つに切り分けます。
白い紙に二人の名前をフルネームで書きます。その際、赤色の実を搾った汁を用いましょう。
紙を2つに分けたりんごの間にはさんだ後、ローレルかバラの枝で割れ目を閉じます。
くっつけたりんごをローレルかバラの葉で包んだら、相手の枕の下に置きます。これは知られずにやらないといけません。
ハーブで健やか魔女に
魔女が昔日のように、ハーブの薬効を治療や呪術に発揮することはなくなりましたが、安定した体調を維持するには、ハーブに対する知見が欠かせません。
魔術には、健康な状態で自然と協調することが求められ、ハーブを活用することが役に立つからです。
みなさんももし可能ならハーブを育てることから始めてみましょう。