【魔女になる方法】はじめての魔女学 初級編3:魔女は瞑想する、瞑想は魔女修行の基本
「はじめての魔女学」シリーズの3回目です。
心身をリラックスさせる方法はできるようになりましたか?
リラクゼーションと呼吸法で身体をコントロールしたら、今度は精神をコントロールする瞑想に取り組みます。
瞑想は魔女修行の基本
2つの瞑想法を紹介しますので、どちらも行ってみましょう。
受動的瞑想法
呼吸法でリラックスした状態で目を閉じて瞑想に入ります。自然に浮かんできたイメージを受けとめます。
能動的瞑想法
好きなテーマを選び、リラックスした状態になったらそのテーマにまつわるイメージを思い浮かべます。
瞑想の仕方
静かな部屋で椅子か床にすわり、膝にのせた手の平を上に向けたまま瞑想します。慣れるまでは部屋を暗くするとよいかもしれません。
眠りかけるくらい瞑想が深くなると、雑念は消えて意識が解放されていきます。精神が浄化された状態です。
現れたイメージが気になった、思いついたことがあったという場合は、瞑想後にノートに記録しておきましょう。
視覚化の仕方
次に視覚化のエクササイズを行います。
視覚化とは、目の前に存在していないものを想像力によってイメージすることで、魔女には必要な技術です。
単純な図形を想像して消すことから始めてみましょう。
慣れてきたら、五感すべてを使った鮮やかな猫や、思い出の旅などを小説や映画のシーンのようにリアルに空想しましょう。
瞑想の目安は10分以上、できれば朝の起床したときと夜の就寝前の1日2回、同じ場所で行うのが理想的です。
でも三日坊主になると元も子もないので、無理のない時間帯に3分でも5分でも瞑想するようにして、毎日取り組みしましょう。
瞑想することが習慣化したら、自分で瞑想にはこれくらいの時間をかけようと感覚的にわかってきます。
視覚化のエクササイズの目的は、想像力を単に鍛えることではありません。
好きな人、苦手なものを克服する、叶えたい夢などを想像する際、思いっきりポジティブなパワーをしぼり出します。
そのパワーを視覚化によってエネルギーに変えることが最終目標です。
エナジーエクササイズ
部屋を暗くしてすわり、リラックスした状態で、地面から自分の体にエネルギーが入り込んできたことをイメージします。
パワーエクササイズ
石やアクセサリーなどを右手で握ります。立ち上がって大きな木になった自分をイメージし、大地のエネルギーが足から入り頭の先を抜けたことを視覚化します。
願い事を祈りながら右手に握っていたものに注ぎ込むと、それがお守りになります。これらのエクササイズは難しいため、週に1度か月に1度のペースで挑戦しましょう。
毎日の瞑想から思わぬ効果も
瞑想は重要な魔女の修行ですが、それにとどまらない効果があります。
記憶がよみがえったり、創造的なアイデアが浮かんできたりと、脳が覚醒した状態になります。
さらに、探し物が見つかる、会いたい人に会えるといった日常的な偶然性が高まることもあります。
これは直観力や集中力が向上してきた証です。そんな変化が現れてきたらうれしいですね。