【スピリチュアル】フレキシタリアンでユルっと健やかライフのススメ
みなさんはフレキシタリアンという言葉を聞いたことがありますか?
フレキシタリアンは、またの名をセミ・ベジタリアンと言います。
気分や状況に合わせて、あるときは野菜オンリーのベジタリアン、あるときは魚介類や卵は食べるぺスクタリアンに。
またあるときは、がっつり肉食するミートイーターと、とてもフレキシブルに食の縛りを楽しむ人たちのことです。
今回は、ゆる~く食の縛りを楽しみながら、心身ともに健康になれるフレキシタリアンについてご紹介いたします。
フレキシタリアンのススメ
人間は雑食じゃなかった?
人間はありとあらゆるものを食べます。毒だと言われているものでさえ、処置してなんとか食べようとするくらい食に対して貪欲です。
食に対する執着は、言い換えれば生命力の強さです。
そんな人間は、一般的には雑食だと言われていますが、もともとは果物や木の実を食べる果食動物だったのだそうです。
それが少しづつ変化して、果物や木の実が手に入らない氷河期あたりから肉食がメインになりました。
その後も環境に合わせるように変化を続けて、緩やかに雑食へと進化を遂げました。
このことから分かるのは、人間が環境の変化に応じてフレキシブルに食生活を変えてきたということです。
人間という生き物は、とてもたくましい。
そう感じませんか?
そんな私たちにフレキシタリアンというのは、とても理にかなった食生活の試みです。
選択の自由を楽しもう
世の中の常識というものは、環境の変化に伴い変わっていきます。
例えば、アレルギーに関する知識が広まったことによって、子供の偏食に対する認識が改められました。
それまでは、食べると気持ち悪くなるから食べたくないというのは、ただの好き嫌い、我がままとして受け入れてもらえませんでした。
出されたものはお米一粒まできれいに食べ切る。長い間、それが美しい食べ方で正しいことだとされていました。
なぜなら、ほんの100年ほど前までは、お腹いっぱい食べられるのはごく一部の限られた人たちだけだったからです。
けれど、飽食の時代を生きる私たちにとって、食べ切ることがかえって身体に悪いということが取り沙汰されるようになりました。
食べれる量に個人差があるのに、みんなが同じ量を食べ切ることを強いるのはおかしなことですよね。
世界中の人口が増え、環境への影響の懸念から、食事のスタイルを変えようと考える人も増えました。
宗教上の理由や貧困などを除けば、多くの場合が、個人の望みでベジタリアンやヴィーガンになる選択をしています。
幸運なことに、私たちには選択の自由が与えられているのです。
ということは、たとえ主義主張がなくても、状況や気分に応じて食事スタイルを変えるフレキシタリアンになることも自由なのです。
フレキシタリアン道を行く!
フレキシタリアンが心身に良い理由
フレキシタリアンの最も素晴らしいことは、選択の自由があることです。
今日は気分じゃないから肉は食べない。貧血気味だから肉を食べよう。このように気分や体調で食事を選択できるのは、身体にも心にもいいことが分かるかと思います。
人の身体は、自然と足りない栄養素を求めるようにできています。
体の声に耳を澄ませて食事を選択するフレキシタリアンは、健康管理をする上でとても理にかなっているといえます。
そして、今日はパーティだから全部解禁!のように、状況に合わせて変えられるので、心の負担も少なくていいですよね。
慣れたらレベルアップもできる
フレキシタリアンからスタートして、慣れたら本格的にベジタリアンになったりヴィーガンになることだってできます。
実際、そうやってヴィーガンになった人はたくさんいます。
ベジタリアンやヴィーガンになりたいけど、続けられる自信がない。そんな人にとっては、手軽にベジタリアンな食生活をお試しできるスターターになっているのですね。
もちろん、ずっとユルくフレキシタリアンでいたっていいのです。
あなたも今日からフレキシタリアンになりませんか?