【薬草学】バジルの効能・魔術的な意味・歴史や神話|魔女学ハーブ辞典

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今回はバジルの効能や魔術的な意味、そしてバジルの歴史や神話などの雑学を紹介します。

バジルの基本情報

バジルの名称・呼称

学名Ocimum basilicum
和名メボウキ(目帚)
通称バジル、バジリコ、スイートバジル

バジルの効能・効果

  • 殺菌・抗菌作用
  • リラクゼーション効果
  • 整腸作用
  • 食欲増進
  • 免疫力の向上

バジルの処方

バジルの魔術的意味

ジェンダー男性性
エレメント
スターサイン 蠍座、牡羊座
プラネット火星
対応する神々ビシュヌ:維持を司る神
エズリー:愛、性愛の女神
マジカルパワー愛、幸運、豊穣、幸福、調和、勇気、受胎、厄除け、厄払い

バジルの魔術的な使い方

バジルは恋愛成就に関係するおまじないや、幸運を運ぶおまじないの他に、厄除けや厄払いなどにも使われます。

死地へ赴くとき、危険があるかもしれない場所に訪れるときに、護符の代わりにバジルを身に付けたり持ち歩きます。

また、守護の為ではなく、金運を上昇させるために持ち歩くといいでしょう。

各部屋に少量のバジルを置くことで家や家族を守る厄除けになります。

免責事項|魔女学ハーブ辞典で紹介している内容は、薬用効果や魔術の効果を確約するものではありません。実践される際は自己責任で行ってください。いかなる不利益が生じた際も、当方が責任を負うことはできません。

バジル の歴史や神話

イタリア料理などを通してよく知られているバジルは、日本でも人気のあるハーブです。

バジルと一口に言っても、その種類はおよそ150ほどあり、食用・観賞用ともにとても人気があります。

食用であれば、フレッシュバジル・ドライバジルどちらの状態も、スーパーなどで手に入りますので、手軽に楽しめるのも魅力の一つです。

ここでは日本でも一般的に流通しているスイートバジルを紹介しています。

インドの伝統医学であるアーユルヴェーダでは、バジルが聖なる植物や不老不死の象徴として古くから使われてきました。

その歴史は5千年以上ととても古く、今でもインドの多くの家庭の庭先に植えられています。

トゥルシーと呼ばれ親しまれているホーリーバジルで、西洋魔術で使うスイートバジルよりも香りが強く茎が紫色をしています。

バジルの語源はギリシャ語で「王」を意味するバシレウスだと言われています。

ローマ人は架空の魔物バジリスクの猛毒や石化の呪いの浄化に、バジルが役立つと信じていました。

中世ヨーロッパでは、恋愛関係のおまじないに縁深いハーブとして広く知られていました。今でも、恋愛成就や告白のための勇気をもらうおまじないなどに使われています。

イタリアでは愛の象徴で、ベランダにバジルのポットを置くことは、恋人募集中という意味を持ちます。