【トートタロット】18 月の意味と解説:不安や恐れの原因を突き止めるとき

トートタロットの枚目のカード、月「The Moon」についてその意味や解釈の仕方を紹介します。

月のカードが表すのは、あなたが抱える不安や恐れです。心当たりがある場合は、問題と向き合うときが来たことを表します。

あなた自身がまだ気付いていない問題を指す場合や、過度のストレスによって心が悲鳴を上げている可能性も表します。

カードは問題解決の日が近いことも示唆していますので、まずは不安を取り除いて、あなたの心を守ることが大切です。

もし手に余るようなら、人に相談したり専門家に助けを求めるなど、あなたの不安を和らげるための行動を起こす必要があるかもしれません。

トートタロット:月

トートタロットの意味と解釈|月

象徴と物語

カードの下方に水面が描かれています。水の中には赤と青のグラフのような線が波打っています。この線は闇と悪夢を作る光で、潜在意識の力を増していることを表します。

水中には触覚で太陽のようなディスクを抱える昆虫がいます。これは真夜中の形態をとる太陽神ラ―で、夜が明けること、冬の終わりを告げるシンボルです。

丘の上には、謎と戦慄と恐怖を象徴する、一対の黒い塔が建っています。

その塔の門番は死を司るエジプトの神アヌビスです。2体の門番は双方が復活を意味する不死鳥の笏を持っています。

そして反対の手にアンクを携えています。ひとつは水星のシンボルを、もうひとつは海王星と金星のシンボルを象っています。

アヌビス神の足元にはジャッカルが侍っています。ジャッカルは潜在意識と向き合う準備の出来ていないものを追い払う役割を持ちます。

山の合間の三日月から流れ落ちる血液の混ざった液体は、ヘブライ文字のヨッドを象った9つの雫となって滴り落ちます。この9はイェソド(基礎)を表します。

月は潜在意識を表しますが、魚座のルーラーである海王星や、血の雫が指すイェソド(基礎)も同じく潜在意識や見えないものを表します。

カードの解説

忍び寄る悪夢

トートタロットで3凶と恐れられるのは「死神・悪魔・塔」の3枚ですが、個人的にじわ~っと怖いと感じるのが、この「月」のカードです。

カードに描かれているのは、潜在意識からもたらされる悪夢です。そして、悪夢から解放されるためのヒントが描かれています。

このカードは最も闇が深い真夜中を表します。裏を返せば、あとは夜明けに向けて時が流れていくばかりということです。

そして虫型のラーさんの持つ太陽は顕在意識を、アヌビスさんの手にある水星のシンボルのアンクは知恵とコミュニケーションを表します。

悪夢は、自分では気付いていない問題や、意図的に意識の端っこに追いやっている問題から生み出されます。

このカードは、あなたが恐れるものに光を当てて正体を見極めよ、分からなければ調べよ!と教えてくれています。

原因が分れば対処法も考えることができます。だからまずは原因を探る必要があるのです。

月に対応する数字は調整と同じ8です。もしかしたら抱えている問題は、あなたの手に負えないくらい深刻なのかもしれません。

信頼できる人に悩みを聞いてもらったり、場合によってはカンセラーなど心の専門家に相談することを考えてもいいでしょう。

基本の意味

「知る」ことが闇を祓う光になる

このカードを引くのは、心がお疲れだったり、忙しくてセルフケアをないがしろにしていたり、意図的または無意識に問題から目をそらしているときです。

漠然とした不安や焦燥などを感じていたり、実際に悪夢に悩まされていたり、睡眠障害を患っているかもしれません。

月は直観と潜在意識のカードなので、気のせいだと感じていることが実は大きな意味を持っていることも十分に考えられます。

まずは何が不安なのか、その原因と理由を自身に問いかけて受け止めましょう。ヤバいと感じていることがあるなら、向き合うときがきたということです。

問題の改善に時間が必要なこともあるでしょう。

その場合も、問題解決はもうすぐなのでしばらくの辛抱です。ストレス発散したり、愚痴を聞いてもらうなど、心のメンテをして過ごしましょう。

ストレスの発散は、掃除をしたり、おしゃべりをしたり、大きな声で歌ったり、運動したりと、アクティブに行動することがお勧めです。

あと、夢の中で逃げ切る、または捕まるのは吉夢です。逃げ切れないと感じたときは、思いきって逃げているものに突進してタックルかましちゃいましょう!

どの方向性においても自分の手に余ると感じたら、友人でも専門家でもいいので相談してみましょう。一人で抱え込まないことが大切です。

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サンプルリーディング

仕事

仕事を辞めるべきか

先日大きな失敗をして上司から叱責されました。いつもは他の人たちがまだ新人だししょうがないと言ってくれるのですが、このときは誰からも声をかけてもらえませんでした。あれから職場の雰囲気も悪いし、やりたかった仕事だけど、もう辞めた方がいいのかなと考えてしまいます。

そんな質問への回答に「月」「ディスク10」を引いた場合のサンプルリーディングです。


自分がやらかしたあとに声をかけてもらえなかったらへこみますよね。失敗した自分に自己嫌悪してしまうし、みんなに見捨てられたかも~って不安になってしまいますよね。

あなたの現在を指すカードは月です。このカードはあなたの不安や恐れる心を表しています。

いままでフォローしてくれていた人たちから、声をかけてもらえなかったことでとても不安を感じているようです。

もしかしたら解雇されるかもという不安も抱えているかもしれないですね。

仕事を「辞めたい」ではなく、「辞めたほうがいいのかな」という言葉から、本当は今の職場で働き続けたいのかなと感じます。

でも失敗ばかりする自分はいないほうがいいのかなとか、後ろ向きに感じてしまったり。

仕事をしていると、ベテランであっても大なり小なり失敗はするもの。それが新人であればなおさらです。だからこそ周囲も「しょうがない」と言ってくれていたのでしょう。

ただ「いつも」ということは、頻繁にミスをしていたように伺えます。なぜ頻繁にミスを指摘されるのか、問題解決はそこに焦点を当てた方がよさそうです。

もしかしたら「いつものミス」は、成長過程で誰もが通る程度のことなので、周囲も本当にそれは仕方ないことだと思っていたかもしれません。

今回は大きなミスだったとのことなので、フォローできなかっただけではないですか?

職場の雰囲気が悪くなっているのは自分のせいだと感じているようですが、別の理由がある可能性もあります。

失敗に対しては真摯に受け止める必要がありますが、それ以外は考えすぎない方がいいですよ。

今後どうすべきかというアドバイスには、ディスクの10「富」が出ました。

「富」は、このケースではあなたに求められるスキルを表しているようです。

これはあなたが覚悟を決めてスキルを磨くことで、挽回可能ですよと教えてくれています。

ただし、それはかなりの努力が必要となりそうです。なぜならあなたの上司は、即戦力レベルの高い能力を求めているからです。

上司の求めるレベルが高すぎることで、あなたに対して必要以上に厳しくなってしまうのかもしれません。

そのせいで委縮してしまって、普段ならしないようなミスをしている可能性がありそうですね。

また、会社の予算的な問題などから、最小限のコストで最大限の結果を求めている節もあるので、新人を育成できる環境が整っていないのかもしれません。

あなたが打たれ強く、勇猛果敢に食らいついていくガッツを持つならなんとかなります。せっかく就いた仕事ですもの、ここは踏ん張りどきです。

けれど、心身を壊してまで、その職場にこだわる必要もないですよね。それにミスを恐れるあまりに委縮していたら、実力を発揮することもできません。

もっとのびのびと働ける職場に転職するのも、ひとつの選択肢として考慮してもいいと思います。