【夢占い】怒られる夢とほめられる夢、抑圧からの解放とあなたが愛される理由

夢は深層心理の現れといわれます。

普段は意識していなくても、心のうちには様々な願望が隠されています。

その願望は、普段から夢としてあなたに語りかけてきているのです。

ここでは、怒られる夢とほめられる夢に隠されたメッセージのことをご紹介します。

怒られる夢とほめられる夢、なぜ見るの？

願望は夢を通してあなたに語りかける

人が心の奥深くに隠されている願望を意識しないのは、自分は欲張りではないと思いたいからかもしれません。

特に恋愛については、愛されたいと願うことは当たり前のことですが、それには隠さなければいけないという意識が働いてしまうものです。

みんな自分の欲張りな部分を隠したがる恥ずかしがりやなのです。しかし、本当に望んでる恋愛のことを知りたい気持ちはあるはずです。

例えば、怒られる夢を見たら悲しいし、ほめられる夢を見たら嬉しいですね。

実は、その夢には悲しかったから忘れよう、楽しかったから気分が良いというだけで終わらせるにはもったいない、とても深いメッセージが込められているのです。

夢は鏡、囚われたあなたの心を映し出す

怒られる夢を見たら悲しいのはなぜでしょうか。怒られたら悲しいのは当たり前のことですが、ただの夢です。

それでも忘れることができないくらい悲しい。そのときにはあなたの過去の記憶が関係しています。

ほめられる夢を見たら嬉しいのはなぜでしょうか。ほめられたら嬉しい、それだけではない何かを感じることはないでしょうか。

ほめてくれた人が自分の愛する人であったかのような弾む気持ちがあったならば、それもあなたの過去の記憶が関係します。

過去の記憶に縛られてしまっている自分の気持ち。それが夢を通して蘇るのです。

怒られる夢に隠されたメッセージ

それはあなたが傷ついた記憶

怒られる夢を見たときのことを思い出してください。

何と言われていたか思い出してみると、自分の欠点のことだったり、よく誤解されて言われてしまうことだったり、何度も言われたことがある言葉である言葉であることが多いはずです。

その否定の言葉は事実でしょうか。いいえ、事実ではないと思うことばかりのはずです。

夢の中であなたを責める言葉を口にした相手は誰でしょう。

過去別れた恋人であるかもしれませんし、思い切って告白したけれど断られてしまった相手かもしれません。あなたの恋を邪魔した誰かかもしれません。

それが誰であっても、｢今のままのあなたのことを愛せない｣そんなメッセージを伝えて来た相手のはずです。

ある人から見たら欠点であることでも、違う人から見たら長所であることはよくあることです。

しかし、愛されたいという願いが打ち砕かれた記憶はそうそう忘れることができません。もう忘れたつもりでも、心の奥深くで傷が痛んでいることがあるのです。

過去は忘れたと思って新しい恋に進んでいても、過去の恋人に否定された自分が変わっていないままなのに、自分が愛してもらえるのかということが不安なのです。

それはあなたが愛されるヒント

もし、あなたが明るい性格ではしゃいでいたことを怒られる夢を見たならば、それはあなたがはしゃいだことを反省しなくてはいけないという意味だと思ってしまうでしょう。

しかし、もっとよく思い出してみてください。あなたは本当の気持ちを隠せと言われて、苦しくはありませんでしたか？

恋人の理想とは違う自分を抑え込むことを要求されてしまったこと、本当の自分を愛してくれないことが悲しかった気持ちが忘れられないのではありませんか？

本当に嫌われても仕方ないような欠点であるような欠点は、自分では自覚していないことが多いのです。言っても無駄だから、誰も言わないからです。

その反対に、視点を変えたら長所であることは欠点と言われてしまうことが多いのです。話したらわかると思われているからです。

夢であなたを怒っていたのがあなたを愛してくれない人であっても、それはあなたが人から愛される魅力のある人だということを証明しているのです。

怒られる夢で言われている言葉には愛されるヒントが隠れているのです。

夢の中であなたの欠点を指摘されていたとしても、それはあなたに反省しろと夢が伝えているのではありません。

本当のあなたを認めてくれない人に傷ついた記憶が、あなたを認めてくれない人を愛さないでと伝えているのです。

ほめられる夢に隠されたメッセージ

それはあなたが愛される理由

ほめられる夢を見たときのことを思い出してみてください。あなたの長所や、あなたの良いところをよく見てくれていることがわかる言葉だったことでしょう。

しかし、ほめられた夢を見ても怒られる夢を見たときほどは記憶に残らないことが多いものです。

夢の中でも傷ついた気持ちは本物だと確信できるのですが、夢の中で嬉しかった気持ちは夢として忘れてしまうようにと自分に言い聞かせてしまうのです。

それが大切なメッセージであっても、夢は夢、現実じゃないという区別をしっかりとつけないといけないという気持ちが働いてしまうんです。

自信がないからほめられても素直に受け取ることができない性格の、傷つきやすい人ほどほめられた夢は忘れてしまうでしょう。

しかし、ほめられる夢は自信を取り戻して欲しいというメッセージなのです。あなたの良いところを見ている人がいることを伝えているのです。

ほめられる夢であなたをほめてくれた人はどんな人だったでしょうか。あなたが好きになった人であったり、友人だったり、あなたを愛してくれた人のはずです。

夢は夢と切り捨てなくていいんです。

ほめられている内容が真実であるかどうかを思い出してください。あなたが愛される理由を伝えてくれているのです。

怒られる夢とほめられる夢はどちらも大切

怒られる夢が感情を抑え込むことを要求された夢ならば、ほめられる夢はそれと反対に開放したい感情を伝える夢。

両方の面からメッセージを伝えてくれているのです。

怒られる夢を重視してほめられた夢を忘れるなんて、そんなもったいないことはやめましょう。

どちらの夢も、愛されるべき本当のあなたを知るための大切なメッセージを伝えてくれているのです。