【おまじない】運命の赤い糸は本当に結ばれているもの、それとも自分で結ぶもの?
結ばれる運命にある男女は、お互いの指と指が赤い糸でつながっているといいます。この赤い糸の伝説、あなたは信じていますか?
赤い糸はあるという人もいれば、あるわけないと一笑にふす人もいます。あったとして、糸はもつれたり途中で切れたりしないものでしょうか。
ちょっと考えてみませんか。
赤い糸伝説の由来はロマンチック?
そもそも赤い糸伝説はいつどこで発祥したのでしょう。発端ではないかとしばしば紹介されるお話が2つあります。
赤い縄伝説
1つは、不思議な話ばかりを集めた中国の古い本にある「赤い縄伝説」。
結婚相手を探していた男がひとりの老人と出会います。
この人は冥界で婚姻をまとめる月下老人で、運命を定めた男女の足を赤い縄でつなぐ人物でした。
男は3歳の醜い女の子が将来の妻だと教えられると、不満に思って少女の暗殺を企てますが失敗します。
時が経過して、美しい娘と夫婦になった男は、妻が運命に逆らって殺そうとした少女だと知ります。
三輪山伝説
もう1つは日本の古事記で描かれた「三輪山伝説」。
イクタマヨリビメという美しい娘のもとに毎夜のように男がやってきます。
娘がついに身ごもってしまったため、両親が問いただすと、どんな人かはわからないが、とにかく居ずまいが立派で麗しい人だと答える娘。
両親のいいつけで、娘は男の衣に麻糸を縫いつけました。
床に散らした赤土にまみれた糸をたどって、男の行方を追った先は三輪山。男とはそこにまつられている大物主神(オオモノヌシノカミ)だったのです。
どちらも単純にロマンチックな話とはいいがたいかもしれませんね。
実は、大物主の分身は大国主命(オオクニヌシノミコト)です。
大国主は目に見えない幽界の神事を支配することから、人と人の縁も扱うと考えられています。
大国主をまつる出雲大社が縁結びの社といわれるゆえんです。
太宰治「 思い出 」
イメージどおりの赤い糸は太宰治の小説『思い出』に登場します。
右足の小指に赤い糸が結びつけられ、それが二人の男女をつないでいると、中学時代の教師から教わったと語っています。
赤い糸は後でわかるもの?
赤い糸の伝説はしょせんお話にすぎず、現実のものではないのでしょうか?
仏教では、すべての結果は因縁で生じていると考えます。
遠い過去に出会った縁の深い相手が今生で結ばれる運命の相手、縁がなくなると相手との関わりは切れるそうです。
つまり、赤い糸の出会いは仏教的に縁として受けとめられます。
結婚相手とつれそう中で、赤い糸の相手かもと思えてくることがあります。
一方で、運命の相手だから大丈夫と過信して相手を思いやらず、せっかくの赤い糸が切れてしまうことも。
赤い糸は結ばれているのではなく、愛し愛されながら結んでいくと考える人もいます。
赤い糸にちなんだおまじない
好きな人が赤い糸で結ばれた相手だったら苦労はありませんね。
運命にどこまでせまれるかわかりませんが、赤い糸の伝説にからめた人気のおまじないを紹介しましょう。
片思いの相手に振り向かせる
左手の小指に赤い糸をまきつけ、相手を思いながら「この糸の先にいるのは〇さん」と唱えます。
これを毎日繰り返し、3日目に「この糸は〇さんのところに向かう」と言って、ベランダから空に糸を放ります。
運命の相手を引き寄せる
わりばしを割り、片方に自分の名前を、もう片方に自分の名前を書いた後、わりばしを合わせて赤い糸を名前が隠れるように巻き付けます。
巻き付ける回数は36、88、108から選びましょう。
別れた相手との縁を取り戻しす
赤い太い糸(刺繍糸か二重三重で太くした木綿糸)50センチ分を糸に通し、黄色いハンカチの中央に刺して、裏からも刺した後、蝶結びにします。
結び目に接着剤をつけたらハンカチを折りたたみます。これを身に着けていること。