【薬草学】ハーブを使った魔法:始める前に知っておきたい基礎について紹介
緑の魔女、キッチン魔女、家魔女、薬草魔女。それぞれ少しづつリンクしながらも違うタイプの魔女の名前です。
上記の4つすべてにリンクするのがハーブを育てたり、日常的にハーブを使うこと。
この記事では、ハーブの扱い方に関する実践的なことや、よくある質問にお答えします。
ハーブを使う魔女:FAQ
購入の仕方やお店について
紹介するハーブは、スーパーやハーバルショップ、健康食品を扱うお店などで購入することができます。
もちろんオンラインで購入することも可能ですが、粗悪品を買ってしまわないように、口コミなどの評価を確認してからの購入をお勧めします。
また、セイヨウタンポポ(ダンデリオン)やヨモギのように、庭や公園、河川敷などで摘むことが可能なハーブもあります。
ハーブは自分で育てるべき?
多くの種類を揃えることは難しいでしょうが、キッチンの窓際などで簡単に育てられるものもありますので、興味があるのならぜひ試してみるべきです。
植物を育てる力は、あなたの中の魔法に必要な力も育ててくれますし、毎朝の水やりのわずかな時間が癒しとなることでしょう。
けれど、一日にこなすタスクを増やすことで、精神的に疲れてしまうようなら逆効果です。市販のものでも効果は十分に得られますので、ハーブを自分の手で育てることにこだわることはありません。
ハーブは食用と分けるべき?
食事とは必要なエネルギーを摂取する行為です。正しい食事はあなたの身体のバランスを整え癒してくれます。これは食べることそのものがすでに魔法になるということです。
また、魔法にはハーブティのように飲食するものもあるくらいなので、食用と魔法用に分けてハーブを揃える必要はありません。
ハーベスト用のナイフは必要?
植物には感情の波動があり、自信を傷つけた者を覚えていたり、傷つけられたことでネガティブなパワーになると信じている魔女もいます。そういった人たちは、ハーベスト用の特別製のナイフを使用します。
ですが、多くの魔女は料理も魔法も大差がないという考えを持つため、わざわざ分ける必要がないと考えています。
ハーブを乾燥させる方法
乾燥させるにはいくつかの方法がありますが、束にしたハーブを室内の風通しのいいところで日陰干しするのが最も簡単な方法です。
天井に釘を打って束にしたハーブを吊るすと、とても本格的な感じですが、現代の一般的な家庭では難しいことでしょう。
現代的に陰干しするなら、100円均一などで売っている洗濯物を吊るす洗濯ばさみや洗濯ネットを使用するのがお勧めです。
洗濯ネットに入れて、そのまま洗濯ばさみで挟んで吊るします。この方法で乾燥させると、完全に乾燥するのに2~3週間ほどかかります。
時短したい場合は、オーブンを使って低温で乾燥させる方法があります。オーブントレイにクッキングしーをを敷いて、そこにハーブを並べて、100℃程の温度に設定したオーブンに入れます。
途中焦がさないようにこまめにチェックする必要がありますが、2時間ほどで乾燥します。
ハーブを使用前に浄化は必要?
使用する前にハーブを浄化するべきかどうか迷う人もいるでしょう。特にお店で購入したハーブは、たくさんの人のエナジーに触れていますので、気になるようなら浄化しましょう。
気にならなければそのまま使用して問題ありません。あなたの感じるままに答えを出して大丈夫です。
ハーブを浄化する方法
浄化の方法1:月光メソッド
窓越しで構いませんので、月の光に当たる場所にハーブを置いて2時間ほど光にあてましょう。
浄化の方法2:クリスタルメソッド
クリスタルは天然の浄化ツールです。数時間ほどハーブの上にクリスタルを乗せてくだけで、しっかりと浄化して準備を整えてくれます。
浄化の方法3:視覚化メソッド
利き手にハーブを持ち、その上に反対の手を軽く乗せます。目を閉じて深呼吸をした後、あなたの身体に白い光が満ちてくるのを想像します。満ちた光が手のひらを通してハーブに伝えます。ハーブからクリアな波動が感じられたら完了です。
たくさんのハーブを浄化する場合
一度にたくさんのハーブを浄化しないといけないときは、一掴み程度のハーブを浄化した後に、残りのハーブと混ぜ合わせます。
そのときハーブに残された浄化の波動が、他のハーブに広がるところを想像しながら、優しく混ぜます。
植物に宿る魔法の力
「万物には四大元素から成り立つ」という思想があります。
この考えは中世ヨーロッパで伝統的な神秘学として、哲学者や魔術師、その他の分野の学者たちの間で盛んに研究されました。
その後、現代の魔女やウィッチクラフトの影響を受けて、より洗練され現代的に発展されました。
植物には栄養素以外にも四大元素(火・水・風・地)の力を蓄えています。
植物によって、最も強い力を持つ元素を属性として分類するわけですが、他にも男性性/女性性(陰陽)の概念やアストロジーにも対応しています。
これらをよく理解して魔術を組み立てるもよし、色や香りから得たインスピレーションを使うもよし。
ほとんどのハーブは可食なので、まずは料理やハーブティとして飲食するのもいいでしょう。ハーブを身近に感じることが大切です。