【薬草学】オレンジミントの効能・魔術的な意味・歴史や神話|魔女学ハーブ辞典

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今回はオレンジミント(ベルガモットミント)の効能や魔術的な意味、そしてオレンジミントの歴史や神話などの雑学を紹介します。
オレンジミント の基本情報
オレンジミントの名称・呼称
学名 | Mentha citrata |
和名 | オレンジミント |
通称 | ベルガモットミント、オーデコロンミント、ラベンダーミント |
オレンジミントの効能・効果
- 疲労回復作用
- 鎮静作用
- 抗ウィルス作用
- 抗菌作用
- 抗炎症作用
オレンジミントの処方
新鮮な生の葉、または乾燥した葉のハーブティーは、胃痛と嘔吐感の緩和、寄生虫の駆除に効果があります。
熱冷ましや頭痛止めには、葉を煎じて飲みます。煎じ薬は神経痛にも効果があると言われています。
虫刺されの治療には、すりつぶしたオレンジミントを湿布します。
オレンジミントの魔術的意味
ジェンダー | 男性性 |
エレメント | 風 |
スターサイン | — |
プラネット | 水星 |
対応する神々 | — |
マジカルパワー | 金運、繁栄、悪意と病魔の厄除け、記憶改善、安眠 |
オレンジミントの魔術的な使い方
幸運や金運を呼ぶためにサシェに入れて持ち運びます。会議や打ち合わせのときに、会話の流れを円滑にする効果が得られます。
お金を呼ぶために、お財布に葉を一枚入れて持ち歩きます。
また、お金が舞い戻ってくるように、お金を使う前に新鮮なオレンジミントの葉を擦りつけます。
免責事項|魔女学ハーブ辞典で紹介している内容は、薬用効果や魔術の効果を確約するものではありません。実践される際は自己責任で行ってください。いかなる不利益が生じた際も、当方が責任を負うことはできません。
オレンジミントの歴史や神話
オレンジミントはヨーロッパ原産のハーブです。
長い間、芳香剤やデオドラント、料理に使用されてきました。
ベルガモットミントとしても知られるオレンジミントは、葉を砕くとオレンジののような香りがするという事実からその名付けられました。
オレンジミントは、シャルトリューズの130種類あるハーブのひとつだと言われています。
シャルトリューズとは「リキュールの女王」と言われる薬草酒で、1735年頃からカルトジオ会の修道士によって製造されるようになったエリクサーの一種です。
その製造法はいまだ秘匿され明かされていません。
オレンジミントは、2つの化学成分がオイルの約90%を占めるため、ミントの中でも特に強い芳香を持ちます。
そのことから、オレンジミントから抽出されるオイルは主に香水産業で使用されています。
香りが強いことから、夏の間は虫除けとして使用することが出来ます。
オレンジミントはミントの中で唯一、ラベンダーと同じ効能を持つと言われています。