【もっと魔女学】ハーブを使った魔法 12:セージの基礎学と3つのおまじない

魔女になる方法、ハーバルグリモア、セージ

セージは昔から長寿の薬草として知られてきました。古代ローマ時代から、浄化や儀式以外にも、医療薬、食用として、大変重宝されてきたハーブです。

浄化の効果の高さで有名な「ホワイトセージ」は、乱獲によって一時は絶滅危惧種とされていました。今でも絶滅を懸念する声があるほどです。

そのため、食用としても一般的に流通している「コモンセージ」を、魔法の儀式に使うことを推奨します。

コモンセージで十分な効果がありますので、ホワイトセージにこだわる必要はないですよ。

セージの基本情報

歴史や雑学

古代ローマでは、セージは神聖にして実用的な薬草として大変重宝されていました。それは「庭にセージがある限り死人は出ない」と言われるほどでした。

10世紀ごろのアラブでは、医者がセージのハーブティーにハチミツを加えたものを、精神安定剤として処方していました。

中世ヨーロッパでは、肝臓の疾患、癲癇の改善や、解熱のためにセージのハーブティーが飲まれていました。

イギリスでは咳やのどの痛みの緩和のために、セージのハーブティーを飲んでいました。

けれど、セージはあらゆる病気に効果があるということで、健康のためにセージのハーブティーを飲む人も多くいました。

その他にも、口内の清潔を保つためや、集中力と記憶力を向上するためのブースターとして使用されていました。

魔術としては、セージを燃やした煙をつかった浄化の人気が高く、人、物、場、から、不要なエネルギーを開放するのに使われてきました。

中国では消化不良の改善や、精神の安定を欠いた人のバランスをとるのにセージを使用していました。

セージの効用

薬用効果

  • 抗菌作用
  • 抗ウイルス作用
  • 収れん作用
  • 制汗作用
  • 記憶力向上作用

魔術的効果

セージは風の特性を生かした「散らす」魔法に向いています。滞った気を浄化したり、心の切りを晴らしたりなど。

また、不要な気を散らすことで、幸運を呼び込んでくれます。

マジカル・キーワード

治癒、悲しみを手放す、知恵、浄化

セージの属性

マジカル・アトリビューション

スターサイン牡牛座、射手座、蟹座
プラネット木製
エレメント
対応する神々ゼウス(ギリシャ)ユーピテル(ローマ)の天空神

3つの魔法(おまじない)

セージを使った3つのハーバルグリモア「長寿祈願のハーブティー」「魔術具を浄化する」「大切な人を失った悲哀を癒す」魔法を紹介します。

長寿祈願のハーブティー

セージのハーブティは、それを飲むだけで十分な長寿祈願になります。そこに魔法の力をプラスして、楽しみながら長寿を願います。セージと合わせて、長寿を司るクリスタルを使います。

準備する物

  • ドライセージ:ティースプーン1杯
  • ティーストレイナー
  • ホワイトキャンドル
  • アメジスト/ガーネット/シトリンのいずれか1つ
  • 筆記用具

おまじないの手順

  1. キャンドルに火を点します。
  2. ハーブティーの準備をします。
  3. ハーブティーを蒸らしている間に、やりたいことリストを作ります。年齢にもよりますが、老後の夢のような、先の未来を思い描きながらリストを書き出します。
  4. ハーブテーができたら、ハーブティーを飲みながら、リストからやりたいことを一つ選びます。
  5. 選んだら、細かい内容を書き出します。まるで、今現在起こっているかのように、臨場感たっぷりに書きましょう。
  6. 書き終わったら、紙を三つ折りにします。
  7. クリスタルをハーブティにくぐらせて、乾くまでキャンドルの前に置きます。
  8. クリスタルが乾いたら、いつでも目につくところにクリスタルを置きます。

魔術具を浄化する

クリスタル、タロットカード、キャンドルホルダー、キャンドルスナッファーなど、魔法の儀式を行うときに使う大切な道具から、不要なエナジーを取り除いて、あなたのエナジーと同調させます。

準備する物

  • 浄化したい道具
  • セージのお香とホルダー(またはセージのスマッジスティック)

おまじないの手順

  1. まずはテーブルや道具を拭いて、埃や汚れを落とします。
  2. お香、またはスマッジスティックに火を点けます。
  3. 炎が静まって煙が立つのを待ちます。
  4. 道具を端から端まで煙をくぐらせて浄化します。
  5. 再度道具を端から端まで煙をくぐらせて、あなたのエナジーと同調させます。

期間に制限はないので、必要だと感じたらその度に浄化するといいですよ。

大切な人を失った悲哀を癒す

大切な人を失った悲しみや空虚な心を癒してくれる、優しい魔法です。

準備する物

  • 大きめのセージの葉:3枚
  • 故人の写真
  • 紫のキャンドル
  • レターセット
  • スコップ

おまじないの手順

  1. キャンドルに火を点します。
  2. 深呼吸を数回繰り返した後、故人との楽しかった思い出に心を飛ばします。そしてその人のどんなところが好きで尊敬していたのか思い浮かべます。
  3. 心の準備が整ったら、故人宛に手紙を書きます。形式や長さなどは気にせずに、あなたの思うままに書き綴ります。
  4. 書き終わったら、セージの葉とともに封筒に入れて、蝋を垂らして封をします。
  5. キャンドルは燃え尽きるまでそのままにします。
  6. スコップで穴を掘って、手紙を埋めます。
  7. 最後に手紙を埋めたところに手を当てて、あなたの思いとともにエナジーを送ります。
この記事を書いた人
cwen

トートタロットを愛用していますが、割と手近にあるものを即席占いツールにしてしまいます。以前はwiccaと名乗っていましたが、誤解が多く説明が面倒になったのでcwenに改めました。休暇の過ごし方→暖かい時期は公園で甲羅干し、寒い時期はカフェで巣ごもりしてます。