【スピリチャル】幸せになるために知っておきたい3つの愛の種類とその違い

3つの愛の種類とその違い

私たちは日常的に「愛」という言葉を聞いたり使ったりします。そして愛にはいくつもの形があることを知っています。

親や子供、兄弟などに向ける家族愛。友達や仲間に向ける友愛。尊敬している人やあなたを支えてくれる人へ向ける親愛。

そしてあなたにとって特別な相手にだけ向ける恋愛。

ここでは、恋愛に関して使われる「愛」に焦点を当てています。

恋愛は私たちが求める幸せのピースの一つです。その大切なピースを満たすために、3つの愛の種類について紹介します。

3つの愛の種類と違い

3つの愛の種類とその違い

物理的な愛

誰かを好きになってドキドキと胸が高まったり、相手のことを思うと胸がいっぱいになったり、思いが通じると世界が薔薇色に染まって見えたり。

そんな経験をしたことはありませんか?

物理的な愛とは、一般的に恋愛ホルモンと呼ばれる化学物質に支配されているときに感じる愛を指します。

とても強力に働きかけてくるので抗いがたく、感情が揺さぶられます。そのため、自分自身を見失いやすくなってしまいます。

物理的な愛に支配されているときは、「恋は盲目」「あばたもエクボ」と揶揄されることがあるように、相手の悪いところが見えません。

あるいは、今の状態を壊すことを恐れて見えない振りをしてしまいがちです。

そう。この物理的な愛の欠点は、長続きしないことです。

なぜなら恋愛ホルモンの分泌は、長くても3~4年で減少してしまうからです。

精神的な愛

精神的な愛とは、考え方や趣味が似ていることで共にいて楽しめる関係。または、違いがあってもお互いを尊敬できる相手に感じる深い愛情です。

情熱的な物理的な愛から始まることもありますし、仲間や友達といった関係から発展することもあります。

物理的な愛と比べると穏やかで、お互いを尊重することで調和を見だすことができます。

この精神的な愛を持った人とは、人生のパートナーとしても上手く続けていける関係性です。

ただ残念なことに、穏やかな関係性を物足りなく感じてしまう場合があります。それを埋めるように物質的な愛を求めた結果、失われることもあります。

あんなに仲が良かったのになぜ?と思うようなカップルが破局する一番の理由でしょう。

霊的な愛

霊的な愛とは、魂のレベルで結ばれた強く深い関係です。

お互いの考えを受け入れることができるかもしれませんし、まったく違う考えを持っている可能性もあります。

もしかしたら始めは相手のことを「いい人だけどそういうのとは違う」と、物理的な愛を感じないため、魅力的に見えないかもしれません。

ですが、お互いを知ることによって、徐々に相手が自分にとってかけがえのない存在だと気づくことになります。

霊的な愛で結ばれる相手というのは、心の深いところに触れることができる、数少ない相手だからです。

このレベルに達した愛は、もしお互いが二度と会うことが無くなっても、どこかが繋がっていると感じることができる関係性です。

霊的な愛へは、精神的な愛を育てることで到達することも可能です。

霊的な愛への道のり

霊的な愛に至るまには、ときに忍耐も必要かもしれません。なぜなら、そう簡単に出会える相手ではないからです。

物理的な愛はやがて消えてしまいます。精神的な愛は、人生の色どりに欠けると感じるようになるかもしれません。

けれど、今ある愛を大切にすることで、霊的な愛にまで昇華することもできるのです。

これは、はじめから霊的な愛で結ばれた人に出逢うよりも確実ですが、道のりが楽かどうかは二人の関係にもよります。

相手と魂で結ばれ、本当の意味でのパートナーになるために、お互いを慈しむことが大切なのです。