【薬草学】マジョラムの効能・魔術的な意味・歴史や神話|魔女学ハーブ辞典
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今回はマジョラムの効能や魔術的な意味、そしてマジョラムの歴史や神話などの雑学を紹介します。
マジョラムの基本情報
マジョラムの名称・呼称
学名 | Origanum majorana |
和名 | マヨラナ |
通称 | マジョラム、マージョラム、スイートマジョラム、マウンテンミント |
マジョラムの効能・効果
- 殺菌作用
- 鎮痛作用
- 抗炎症作用
- 利尿作用
- 加湿作用
マジョラムの処方
風邪による喉の不調の緩和には、就寝前にマジョラムのハーブティーを飲用します。
筋肉痛の緩和やむくみの改善には、入浴時にマジョラムを入れたりマッサージオイルに入れて患部をマッサージします。
月経痛の緩和には、マジョラム・クラリセージ・ラベンダーを配合したオイルで腹部を温めながらマッサージします。
また、毎日マジョラムのハーブティーを飲むことで、女性ホルモンを整える効果が得られます。
マジョラムの魔術的意味
ジェンダー | 男性性 |
エレメント | 風・火 |
スターサイン | |
プラネット | 水星・金星 |
対応する神々 | ヴィーナス |
マジカルパワー | 愛、守護、幸福、健康、金運 |
マジョラムの魔術的な使い方
マジョラムは愛と幸福もたらすハーブとして知られていて、食すことで愛情を深めると言われています。
お守りとしてサシェに入れて持ち歩いたり、家の周りや部屋にマジョラムをおくことで幸運を招いたり厄除けになります。部屋に置いたマジョラムは、毎月新しいものに取り換えます。
庭にマジョラムを植えると厄払いの効果があると言われています。
マジョラムの歴史や神話
属名のOriganum「山の喜び」を意味するギリシャ語が語源となったと言われています。
愛と幸福をもたらすと言われているマジョラムは、花嫁の花冠やブーケに使用されてきました。
その一方で、マジョラムには悲しみをやわらげる効果があるため、葬儀の手向け花や飾りとしても使用されてきました。
古代ローマやギリシャでは、愛を増幅させる香水のレシピにマジョラムがあったようです。
マジョラムをワインやハーブティーに混ぜて飲んだり、オイルに抽出してマッサージに使用したり、枕の下にマジョラムの小枝を入れて眠に就いたりと、愛に関する魔法ののバリエーションも多岐にわたります。
死者が出た家では、悲しみを洗い流すためタイムとマジョラムを焚き上げます。